2016年 03月 26日
「暮らしとお茶の昔がたり 高田町編」を、開催します! |
でも、こんな昔話は、今と未来の陸前高田にとって、どんな意味があるんだろう。そう問うている時、陸前高田に生まれ、この数年、お年寄りの昔がたりを聞き続けてきた阿部裕美さんと語り合い、思いを重ねる機会を得ました。
そしてこのたび、阿部裕美さんと、小さな一歩を踏み出してみることにしました。阿部さんが聞き手となる、昔がたりの会を、始めます。
阿部さんが思う「昔がたりの意味」を、わかりやすく書き表した文章は、心の真ん中に届く、静かで力強い宣言文です。是非お読みください。
今回の語り手、93歳の田鶴子さんのお話は、とにかく面白くて味わい深くて、「ああ、高田の町はいい町だなあ」と思わずにはいられません。
家で手もみで作ったお茶のお話、それを取り仕切ったおばあさんのお話なども語っていただきたいと思います。
50年以上前の、高田の人と暮らしの記憶、町の風景・家の情景をお聞きし、それを新しい高田の町で語り継ぎ、いつしかたくさんの物語が生まれていくならば、未来の高田の町の中にも、昔の高田の人々の面影が、心の眼に映ってくるかもしれません。映ってほしいと願う気持ちです。
楽しい会にしたいと思います。
どうぞお越しくださいませ。
「高田のじいちゃん高田のばあちゃん
暮らしとお茶の 昔がたり
高田町編」
日時 3月26日(土)午後3時―5時
場所 りくカフェ(陸前高田市高田町鳴石)
昭和初期~30年代くらいの高田町の暮らしの
お話や、手づくりのお茶のことなどを、
一緒に聞いたり、ご自分の思い出などを、
はなしかだりしませんか?
語り手は、高田町で生まれ育って93年の
菅野田鶴子さん。
聞き手は、同じく高田町で生まれ育ち、この数年、
昔がたりを聞き続けている 阿部裕美さん。
若い方から年配の方まで、皆さんの知らない
高田町の話や、知っている高田町の話を
一緒にしませんか。
楽しい会にしたいと思います。
ご参加お待ちしています。
主催 気仙コミュニ・ティー運動応援隊
後援 北限の茶を守る気仙茶の会
入場無料
お問い合わせ は
気仙コミュニ・ティー運動応援隊
090-2999-2154(前田)
communi-tea@excite.co.jp
までお願いいたします。
たくさんのご来場をお待ちしております。
**この事業はいわて復興支援基金の助成を受けています。**
チラシの写真は、
昭和34年4月1‐2日(旧2月24‐25日)
高田町の節句まちで弓矢と的を売っている様子
(森口多里写真コレクションより。岩手県立博物館提供)
です。
この場所、この情景を、覚えていらっしゃる方がいらしたら、是非教えてくださいませ~
では、皆様のお越しをお待ちしております!
by kesen-communi-tea
| 2016-03-26 17:00
| 聞き書き・伝承